今回は、100均で売られている「くるみボタン製作キット」を使用して簡単にピアスの作り方をご紹介します。
基本は超簡単♪
くるみボタンにピアス金具を付けるだけ。
でもそれだけでは物足りないので、ちょっとアレンジした「くるみボタンピアス」を作っていきますよ。
この方法でつくると、くるみボタンの裏側までキレイなので、どの方向から見てもキレイなピアスが仕上がります。
ハンドメイドで『オシャレでかわいいクルミボタンのピアスを手作りしてみたい』という方は、写真つきで丁寧に解説しましたので、よかったら参考にしてみてくださいね。
くるみボタンピアスの作り方(100均のキットを使用)
皆さんもよく利用してると思いますが、100円ショップって、いいですよね。
あらゆる品物が揃っていて本当に助かります。
日用品でもすごくお世話になっているのですが、手芸好きにとっては材料が一通り揃うのですごくありがたい!
まず100円ショップで探して、無ければ手芸屋さんへ、というのが私の買い物パターンになってます。
もちろん品質は手芸屋さんで買った方が良いものもあるのですが、ちょっと作りたいっていう時には100円の材料でも充分です。
くるみボタンをつくるのに必要な材料
それでは材料紹介です。
- くるみボタン製作キット
(大きさはお好みで選んでください、今回は直径22mmを使用) - 布
(くるみボタンの大きさに合わせて適宜用意しください) - フェルト
- ピアス金具
(イヤリング金具、タイプの違うピアス金具でもOK) - 9ピン
(ピアス金具取り付け用、直接貼り付けるタイプのピアス金具なら不要) - Tピン
- ガラスビーズ
- 座金パーツ(透かしパーツ・アレンジパーツとも呼ばれる)(平型)
- ラインストーン(貼り付け用)
くるみボタンピアスをつくるのに必要な道具
- ボンド(多用途用の金属OKのもの)
- はさみ
- 丸ペンチ
- 平ペンチ
- ニッパー
9ピン、Tピン、ガラスビーズ、座金パーツ、ラインストーンについては必ず要る物ではありません。
作りたいデザインによって自分で選んでくださいね。
くるみボタンピアスの作り方~裏側までキレイ~
1.まずはどんなピアスを作るかイメージします。
すごく気に入っている布ならそれをくるみボタンにしてシンプルなピアスにしたり、下に揺れるパーツを付けて華やかにしたりなど自由にイメージしてください。
くるみボタンに飾り付けた座金と、ラインストーンがキラリと輝き、ガラスビーズが下でユラユラ揺れて動きがでるピアスです。
2.イメージが決まったら作業に入っていきます。
まずはくるみボタンを作ります。
布を丸く切ります。サイズは「くるみボタン製作キット」に書かれている大きさです。
3.くるみボタンの裏側の糸を通す所(足と呼ばれています)をニッパーで切って外します。
4.くるみボタンの表側の金具の裏側にボンドを付けます。(布の仮止め用です)
真ん中では無く端の方に点々と付けます。
5.布をくるみます。
布の位置をしっかり合わせてから、動かないように裏側を接着してください。
6.ボンドが乾くのを待つ間に裏側に貼るフェルトを用意します。
裏側の金具に合わせて切っておきましょう。
7.「くるみボタン製作キット」の説明通りに、くるみボタンを作ります。
くるみボタンの完成です。
8.金具とビーズが取り付けられるように9ピンで上下に輪を作ります。
ピアス金具が付く上の輪は9ピンの輪をそのまま利用します。
位置を合わせて、くるみボタンの凹凸に沿わせるようにピンを曲げます。
指で押さえると曲がります。
9.次にビーズがぶら下がる下の輪を作ります。
下に出ているピンをくるみボタン表側に曲げます。
ここから輪を作っていきます。(次の工程で白線のように曲げていきます)
10.丸ペンチで先ほどのピン部分を丸くします。
丸くしたら余分なピンはニッパーで切り形を整えます。
11.9ピンの形ができました。
12.くるみボタンを合わせてちゃんと付くか最終確認してください。
13.もう片方も同じようにして作ります。
14.くるみボタンの上下に多用途用ボンドを付けて、ピンを固定します。
この時、金具が付く位置をちゃんと確認してから付けましょう。ボンドが固まるまでしばらく待ちます。
15.固まったら今度はくるみボタンの裏全体にボンドを塗ります。
そしてフェルトを裏に貼ります。端が浮かないように指先でギュッと押し込むようにしっかり貼りましょう。
16.くるみボタンに金具とビーズが取り付けられるようになりました。
17.ここからくるみボタンの表側を飾る作業に入ります。
座金パーツは平らなのでくるみボタンの表面に沿うように平ペンチで曲げておきます。
18.くるみボタンにぴったり沿うようにしたら、多用途用ボンドで貼り付けます。
ラインストーンなども貼り付けて、デコレーションしましょう。
19.下に付けるビーズの準備です。Tピンをビーズに通し、出てきたピンを平ペンチで90度に曲げます。
20.丸ペンチに持ち替えピンで丸を作ります。余分なピンをニッパーで切り、形を整えます。
21.平ペンチに持ち替え、先ほど作った輪の端の所を前にずらします。
くるみボタンの下の輪に通して、ビーズの方の輪を元通りに戻します。
22.ピアス金具も同じようにして付けます。
9ピンの輪の部分の端を前にずらし、金具を通して元に戻します。これで取り付けが完了しました。
23.くるみボタンピアスの完成です。
くるみボタンピアスの裏側もフェルトでしっかり処理してあるので、どの方向から見てもキレイですね。
くるみボタンピアスの作り方は金具を替えてイヤリングにも!アレンジ色々
ちょっと手を加えただけでくるみボタンだけよりも華やかなピアスになりました。
最初のイメージ通りに出来たのでイイ仕上がりになりました。
ユラユラ揺れるのでその度にラインストーンがキラリと輝き、座金パーツの金属の輝きはジュエリー感もでます。
下のビーズはもっと何個か使用してボリュームを持たせても良かったかなという感じもありますが、小振りなのも可愛いですよね。
パールやフック。フリンジなど他のパターンもたくさん作りたくなりますね。
また、ピアスの金属をイヤリング用の金具でつければ、くるみボタンのイヤリングも同じ作り方で簡単にできますよ♪
くるみボタンピアスの作り方(100均キット使用☆)まとめ
布を使用するくるみボタンで作るピアスでも、ちょっと他のパーツをプラスすれば印象がかわると思いませんか?
パーツ次第で全く違うピアスが作れます。
和柄の布にタッセルを組み合わせれば和風ピアスに、くるみボタンは土台にしてそこにお花パーツを盛り付けてみたり、たくさんの種類が作れそうですよね。
市販のピアスに飽きてきたら、この記事を参考にオリジナルの自分だけのピアスを作ってみてくださいね。